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September 2008

September 24, 2008

気になる下級生@スカピン

東京宝塚劇場星組「スカーレット・ピンパーネル」-4

 では、下級生ウォッチングの成果を(え、まだ主な役とか中堅とかについて書いてないのに)。この作品は4度見ても飽きませんが、それでも耳はパーシーやマルグリットの歌を聴きつつ、群衆にオペラグラスを合わせる私なのでした(罪深いのう……)。
 まず、本来の下級生ウォッチングからはみ出しているけど、下級生なので、この人から……。

真風涼帆……目立ちます。特に探そうとしなくても、目に飛び込んでくる。群衆シーンとか特にそう。目立ちすぎて、群衆の1人を演ずるのは難しくなっているかも(笑)。そういえば、学年を飛び越えて、少し上の集団に入れられていた前回・前々回公演と比べると、今回は飛びぬけた特別扱いはされていないですね。まあ、ロケットセンターですが。それも、前々回のいきなりロケット卒業?に比べたらある意味学年相応ってことで。化粧も上手いと思うけど、背も高いし、本当に男役の似合う風貌。しかも甘め。うーん。すごい素材です。彼女は目立ちすぎて、4回目の観劇のときなんか、もう探す必要がありませんでした(笑)。

 本当の意味での下級生ウォッチング(この子誰だろうとか、どこにいるかな、と意識的に見つけたり探したりすること)のターゲットはいまのところ主にこの2人。

夏樹れい……彼女は以前(「エル・アルコン」?)でなんとなく、「この人、誰かな……」とチェックはしていたんですが、今回はかなりの場面で捕獲しました。お顔が派手で華やかです。まず、コメディ・フランセーズ。遠野あすか演じるマルグリットの後ろで踊るちょっと恥ずかしいハープの男たちの一員です。天使のような妖精のような?ピラピラの衣装がなかなか似合ってました。この「ハープの男たち」は「スカーレット・ピンパーネル団」より下の路線および準路線?男役が入っている集団で(研6が2人、研5が1人、研4が1人。研3は真風涼帆)、彼女は最下級生(研2)で入っているから、なかなかいい線行っているのでは? その他の場面では、兵士で登場していましたが、こちらは芝居ががった恐い顔をけっこうしていて、それも美しかったです。悪役にしては、ちょっとキラキラしすぎだったかも(笑)。惜しむらくは背があまり高くないことですね……。

漣レイラ……研1さん。CSで文化祭(芝居で2番手の役でした)を見ていたせいもあって、[民衆」の1人として舞台の後ろの方にいた彼女を見て、「あ、あのときの……」と気づきました。文化祭では、芝居はうまいけど、美形とは違うので、癖のある役とかやるのがいいのかな……などと思っていました。実際舞台で見た彼女は、確かに水も滴る……ではないけれど、すごく自然に少年(青年)ルックスになっていて、感心。ナチュラルな男顔路線(なんだそりゃ?)でとりあえずいいのでは。何より、背が高いのがいいですね。成績上位なのである意味当然かもしれませんが、男役の基礎がかなりできている感じ。楽しみです。ちなみに、赤い小さい帽子をかぶっている「民衆男」が数人いるのですが、そのうちの1人です。あと、海を渡ってパーシーんちで、召使もしていました。こっちは確か白タイツに白い(後日訂正。白くはなかった)鬘であまり似合ってなかったかも(っていうか、あの格好が似合うジェンヌはそうはいないと思う。再度見たら、召使にしては「男の子」な前髪につくっていたせいか、それほど変じゃなかったです)。ロケットでもセンター付近でかんばってましたが、そのときの笑顔が、顔くしゃくしゃという感じで可愛かったです。

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スカピン最大の欠点

東京宝塚劇場星組「スカーレット・ピンパーネル」 -3

 前にも書いたように、ほとんど文句のない「スカピン」なのだけど、それゆえに、「惜しい!」と思ったのがフィナーレの構成。
 敵役だった2番手男役が、主題歌を明るく歌って銀橋を渡り、ロケットにつなげる……って、「エリザベート」と同じじゃないですか? これが最大のつっこみどころ(皆さんすでに指摘されていますが)。
 ついでにロケットの衣装もなんとなく「エリザベート」に似ているし、大階段の燕尾がサーベルダンスで、ダンスの得意な2番手柚希礼音に見せ場があるところは工夫していますが、曲調、衣装のイメージも「エリザ」と極似では?。さらに、デュエットダンスの衣装は、それまでの芝居の衣装が豪華だったのに比べると、どうも安っぽい感じ……。
 フィナーレはイマイチですね。
 芝居自体がいいだけに惜しい!! 自己模倣はやめようよー(小池センセ)。せっかくの名作なんだから……。

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September 18, 2008

紅インフレ?

東京宝塚劇場星組「スカーレット・ピンパーネル」 -2

 順調に観劇も3回目になったスカピン。ここらで、書かなくてはいけないだろう。
 何を?
 もちろん、紅ゆずる君のことを。

「紅ゆずる」。いまやこのブログの検索ワードダントツ一位なのです。つまり、検索サイトからこのブログに来た人の検索ワードで圧倒的に多いのが「紅ゆずる」。もちろん、彼女が新公主役に抜擢されてからの現象なんですが、それにしても、なぜココへ?という理由もわかっていて、なんと、Googleで「紅ゆずる」を検索すると、なぜか、このブログの2007年6月3日の項「美形下級生男役を捕獲せよ!」が上から4番目に来ちゃうからなんです。
 しかし、なぜGoogleの上から4番目に? 不思議です。今日よく見たら、5番目はなんと、Wikipediaでした。何か間違っているような……。いや、光栄でございます(ってか、Googleだけですが、こんな上位に来るのは。どういうシステムなんだ?)。
 一年前に言及していた子が見事に新公主役を射止め、彼女が急に注目を集めて、急激な「紅インフレ」が起きたのは私にとってもうれしかったです。ですが、その新公を私は残念ながら見ていないし、そもそも宝塚大劇場の「スカピン」には行っていないので、新公抜擢後のゆずる君を生で見ておらず、今までブログに何も書きようもなかったのです(基本的には舞台で観たことを書いているもので)。
 それにしても、まさか、最後の新公で主役をやるとは……。もちろん、その前のバウ・ワークショップ「アンナ・カレーニナ」での2番手(ですよね)カレーニン役抜擢、という伏線はありましたが、まあ、若手ばかりのワークショップだったし、彼女、芝居が上手いせいか「龍星」「ヘイズ・コード」など、大劇場でない芝居では割といい役付いていたこともあり、そのときはそれほど驚かったんです。ま、知る人ぞ知る、っていうような人気はあるようだったし。だけど、本当に新公主役にはびっくりしました。プロデューサー、このブログ読んだかな? ……って、私が書いたのは、「大階段男役黒燕尾に(顔で)入れろ!」というささやかなお願いだけでしたが(笑)。

 いや、見る人は見ているというか、世の中いろいろおかしなこともあるけれど、あるべきところにあるべき人を、というごく当たり前のことがちゃんと行われることもあるんだな……。「おてんとうさまはご覧になっている」というか……(→人生で必要な知恵はすべて宝塚から学んだ)。しみじみ……。
 10回に1回、100回に1回かもしれないけれど、正義は行われるんだな……(正義っていうとちょっと違うけどさ)。

 てなわけで、紅ゆずる君@スカピン本公演です。そりゃもう、前回までと全然扱いが違います。若手路線男役グループの一員として、「スカーレット・ピンパーネル団」の一員です。もう、モブで探すこともありません。すぐ判ります。セリフあります!! ソロ歌もちょこっとあります。隔世の感。
 ただ、最初観劇したとき、お化粧がイマイチかな、と思いました。彼女化粧で化けるタイプなんだけど、なんか、このところ(エル・アルコンのときから)今一つなんですよね。あと、演技がオーバーすぎて、表情が崩れがちなのも惜しい(芝居が熱いのはいいけど、美形度落ちるのはヅカの二枚目としてマズイだろ)。今回も、その傾向が出てしまって、今一つかな、と思ってました。あと、彼女の美しさは冷たい二枚目のときによく発揮されるから、この明るい若者は、やや苦手なのかも、などとも。
 そう思っていたら、先日(3回目)観たとき、なんとなく化粧が改善しているように見えたのは、気のせいでしょうか?? いいぞ! その調子!
 というわけで、新公は残念ながら見ていないけれど、このままつっぱしってくれ!!! CSで見る限り、素はかなり面白いですね。
 まあ、このまま路線の役ばっかりやるようになると、彼女の芝居巧者ぶりがあまり発揮できないんじゃないかという気がしてちょっと心配ではありますが。私、彼女の役で今のところベストだったのは「ヘイズ・コード」のツンケンした美形ホストならぬ秘書だったと思っているのです。ああいう、ちょっと癖のある役のほうが断然おもしろいよね。まあ、路線って癖のある役は少ないから、明るい青年や白い貴公子(笑)で、いかに個性を出すか、が路線の試練ととらえがんばるしかないのですが。
 そう考えてみると、新公でやったパーシーは、宝塚の主役にしてはかなりふざけた役なので、彼女にはよかったのかも。見ていないけど(何度も言いますが。くやしー)。
 というわけで、「Google」からやってきた皆様、最近の紅ゆずる君については、この程度しか知らないのです。ゴメンナサイ。

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September 01, 2008

言葉は要らない……(スカピン)

東京宝塚劇場星組「スカーレット・ピンパーネル」 -1

 良作! 宝塚を観たことのない人に見てもらいたい作品です。でも、ファンとしては「自分が1回でも多く見たい」という気持ちになってしまうんですが。心が狭いなあ……。
 あたりまえだけど、一番重要なのは「作品」そのものだよなあ……と思いました。どんなに好きなスターが出ていようと、やっぱり作品がいいかどうかが大事……と基本に返ることができました(いや、最近、スターだけを見るしかない、ってな作品が続いて……ぶつぶつ)
 いまさら説明するのもヤボな感じもしますが、この作品は、冒険活劇風で勧善懲悪とわかりやすく、ラストは正義(あくまでこのお話内の)が勝つし(かならず正義が勝てとは言わないが、そのほうがカタルシスがありますよね)、音楽はいいし、衣装もゴージャスだし(宝塚定番の舞踏会もあるし)、男の友情も、男同士の対決もあるし、主人公はヒロインともがっつり組んでいるし(ここ重要。これができてない作品けっこう多いですよね)、ヒロインがまともな女性だし(ここワタシ的にはかなり重要)……。おまけに下級生にもそれなりに役がついているし。
 ほんと、どんどんオタク方向に迷走しかかっていた私の観劇姿勢を正すことができました。これで真人間に戻れます……。
 作品としていいから細部がどうこうでもないように思いますが、敢えて一番印象に残ったシーンを挙げると、1幕最後の舞踏会シーンかな~。揺れるドレス、舞台いっぱいの役者たち、響くコーラス、しかも、そこには現実の生々しさとは違う宝塚の若く甘い世界……。
 いいもの見せていただきました。

 うーん、絶賛するだけだと、ブログとしてはつまらないですね(笑)。文句が多いと、怒りで筆が進んじゃうということろは確かにある(笑)。

 次回以降は、「大変よくできました。でも、ここをがんばればもっといいでしょう」というところとか(なぜか上から目線)、筋に関係ないけど、ツボに嵌ったシーンとか、個々のジェンヌさんの感想とか行きましょう。

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